佐伯有清氏見解
< 司馬彪撰の『続漢書』は、先行史書である王沈撰の『魏書』を継承しており、そして范曄撰の『後漢書』は、『続漢書』を受け継いでおり、『続漢書』を通じて『魏書』の文を継承しているのである>
→「烏桓」と「烏丸」の出現回数を比較してみました
(hyenaさん対校を参照させて頂きました…後に添付)
結果として以下のように見えます。
②烏丸グループ:「(王沈)魏書」「三国志」
➡佐伯氏の見解とは異なりますが、「①と②の原史料(後漢代)は、”烏桓と烏丸の違い”という切り口で見ると、系統が違うのではないか」と推測中です。
(なお、原史料の参照は「孫引き」関係」なども考えられるので、一筋縄では行かない場合も有りそうですが、少なくとも「烏桓と烏丸」で見ると2つのグループに分かれる事実があり、そこから考察してみた試論という趣旨です)
https://hyenanopapa.obunko.com/sempiden_taikou.html
(当方で抜粋して「烏桓」と「烏丸」に赤枠)
以上