邪馬台国「新証明」

古代史を趣味で研究しているペンネーム「古代史郎」(古代を知ろう!)です。電子系技術者としての経験を活かして確実性重視での「新証明」を目指します。

(B085) 裴注『三国志』における「華嶠」の検索結果

「華嶠書」検討の参考用として、「中國哲學書電子化計劃」の検索機能で、『三国志』における「華嶠」を検索してみました。

結果的に、本文には一つも無くて、全部「注」の中に有りました。

ただし、記述の仕方が以下の4種類もあります。何を指しているか、今後検討。

①「漢書

②「

③「譜叙

④「後漢書

 

-----検索結果-----

◆「漢書

◆「

◆「漢書

◆「漢書」曰

◆「譜叙

◆「譜叙

◆「漢書

◆「後漢書

-----検索結果以上-----

 

他に華嶠書について記述が有る、このようなサイトも有りました。

このサイトの人も、「范曄は多くを華嶠『後漢書から引用した」との見解を示しています。

いつか書きたい『三国志

六朝の歴史ブーム

范曄もまた、すでに後漢時代史はいくらでもあったのに、自分なりに『後漢書』を撰述したかった。

范曄は紀伝体を採用した。
『隋書』巻58の魏タン伝に、范曄の言葉の引用がある。
編年体の『春秋』は、簡潔すぎる。紀伝体の『史記』『漢書』は、とても詳しい。紀伝体の方が、きちり書き込むには便利である」
范曄は多くを華嶠『後漢書から引用した。
范曄の編集方針は、雑伝に見ることが出来る。循吏伝、酷吏伝、宦者伝、儒林伝、文苑伝、独行伝、方術伝、逸民伝、列女伝がある。『史記』『漢書』になくて范曄オリジナルなのは、宦者伝、文苑伝、独行伝、方術伝、逸民伝、列女伝である。党錮伝も他にない。

(このサイトの著者による自己紹介:「三国志を本格的に研究するため、2020年秋から、会社を休職。2021年春から、早稲田大学の科目等履修生になりました」とのこと)

 

以上